寒くなってきました。もう近くまで冬が来ている気がしてます。
寒さに弱い、ステージ君です!
なかなかコラムを発信できずにごめんなさい。。。。
今回はオフィス移転の時の原状回復について書きます。
オフィスの原状回復とは?
オフィスの原状回復とは、「借りていたオフィスを契約当時の状態に回復する(させる)」という意味です。オフィスを使用する際、使い勝手の良いようにレイアウトを組まれ内装工事を行う方も多いと思います。
例えば、間仕切りを造る、壁紙をデザイン色に変更する、床にカーペットを敷く、照明を照度の高いものに変更するetc... 様々な変更をされているオフィスが大半です。
このように変更されたオフィスを、退去する時(※契約期間終了前)には、契約を結んだ当時の状態に戻して、貸主や管理会社に引き渡すことを「原状回復」といいます。
オフィス原状回復の基本は賃貸借契約書!
通常は、原状回復についても賃貸借契約書の中にしっかりと記載されています。
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<例:Aビル賃貸借契約書>
(明渡し・原状回復・遅延賠償等)
第○○条
1.本契約終了の際は、原因の如何にかかわらず、次の規定に従わなければならない。
⑴乙(借主)は、即時自己の費用で、乙が付加した造作物その他乙の所有に係る物件をすべて撤去し、貸室の天井・壁・床等及び付属設備の破損消耗箇所その他乙により原状変更された部分は、甲(貸主)の指定する業者の施工のもと、乙の負担と責任においてこれを原状に回復した上、甲に返還しなければならない。なお甲の承諾を得て、乙が賃借室内に設置した造形作物等については、乙は買取請求をしないものとする。
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一般的には上記の契約書にも記載されている通り、借主の費用負担で、貸主の指定する業者が原状回復工事を行います。
借主にとってみれば費用の面で自ら選んだ業者に工事を行わせたいと思う方が多いと思いますが、一方で貸主側の考え方は、安易でずさんな工事にならないよう、また次の入居者に迷惑をかけないよう、そのビルを熟知し信頼のおける業者に工事を依頼するという考え方が大半を占めています。
従って、大半が上記のような契約書の内容となっていますので、契約する際は十分に確認しておきましょう。
肝心の費用の方ですが、入居時や入居中に行った内装工事の内容に大きく影響されますが、貸室面積に対して坪単価で3万円~5万円程度が相場となっています。
原状回復工事が終わった後からトラブルにならないために、事前に借主と貸主との間で工事範囲の認識を共有しておく事が大切です。
みなさん、参考になりましたでしょうか!
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