MMG Inc.INTERVIEW

MMG Inc.
INTERVIEW

株式会社 MMG 代表に社内インタビュー

代表取締役
渡辺正志

大手不動産管理会社にて技術、営業、統括、本社勤務などを経験後、大阪の中堅デベロッパーに転職。主にプロパティマネジメント事業に関わる。
2008年35歳の時に現在の株式会社MMGを起業。法人向け不動産事業全般を扱う。

  • 代表取締役 渡辺
  • 営業部
  • 事業推進部

こういう形で代表とお話することがないので緊張しますが、改めまして本日はお時間を取っていただき、ありがとうございます。オフィステージをご覧くださるお客様にMMGのことをもっと良く知っていただいて、安心してご相談をいただけるようにと思っています。

あまり普段は経営者として考えていることや思っていることを、アルコール抜きでメンバーの皆さんとじっくり話す機会がなかったので、なんでも聞いてください!

ありがとうございます。
早速ですが、代表はMMGとはどういう会社だと思われますか?
現状の問題点や改善すべき点、逆にMMGの強みなど。

会社を始めた頃は今ほどネットによる集客の仕組みは整っていなかったし、もともとは私の人脈とクロージング力で反響が少ない中でも高い成約率で契約を取ってきたという自負があります。
その頃はマンション仲介からビル管理など、個人様も法人様も問わずに色々やって、その中で個人様よりも法人様の方が時間もかけられるし、粘り強くアプローチをかけ続けられるのが会社(自分)の強みだと感じたので、今のようなオフィス仲介専門に舵を切りました。ただ最近気になっているのは、ネットでの集客が増えるのと反比例してお客様との関係が昔より希薄になっていると感じる。これはもしかしたらウェブに頼ることでアナログ的な力が弱くなっているのかもしれない。社内システムが整ったことでオーナー様へのアプローチや情報管理はほぼできるようになったので、メンバーにはこれからはお客様への働きかけにもっともっと注力していってもらいたいと思います。

全員がテナント様目線に立って一緒に考え、内覧から入居後のフォローまで誠心誠意対応しているのがMMGの強みだし、以前インタビューでお世話になった※「A.T.長島治療院」の長島代表から仰っていただいたように、「仕事上の出会いであっても基本は人対人」というのは本当にその通りだと思います。
だから今後は反響があったものだけに対応するのではなくて、お客様との接点をいかにして作るか、そしてそれをどうやって強化していくか、その仕組み作りがこれからの課題だと思っています。
※A.T. 長島治療院インタビュー記事はコチラ

対面するという
基本の姿勢

私達が入る以前から、代表はお客様との「対面」にこだわってこられたと伺っていますが、それはなぜですか?

それはやっぱり電話だけでは分からないことがたくさんあるからね。電話では伝わりきらない細かな要望をしっかり把握した上で物件の提案をして差しあげたいし、そのためにも担当者の方と直接お話して目的を共有したいというのはもちろんだけど、お会いして自分を知ってもらうことで、信頼できる人間だと思ってもらえる自信があるというのも大きいよ。

直接お会いすることは、お客様にとってもメリットが多いと思われますか?

思います。電話でお客様の時間を長く取ってしまうのは失礼だし、メールに書いたり電話で話したりはしないお客様自身も気づいていないような小さな要望って意外とたくさんあって、お互いに顔を見ながら話せばそういう細かな内容がどんどん出てくることが本当に多い。お会いすれば一緒に地図などの視覚情報を共有することもできるし、従業員の方々がどういう経路で通勤されているかによっては当初考えておられたのと違うエリアでオフィスを構えられても、交通費と賃料のトータルランニングコストは変わらないという場合もある。こういうことはやっぱり電話ではなかなか話せないし、伝わらないからね。

信頼される人であり
企業であるために

私は内覧や会社訪問でお客様にお会いする時には普段以上に身だしなみに気を配るようにしています。それ以外にも自分の知識を増やすことがお客様との会話に役立てばと思い、毎日経済新聞を読むようにしているのですが、代表はどのような準備をされたり、どのようなことに気をつけたりされていますか?

もちろん身だしなみはすごく大切だから私も気をつけているし、新聞を読むこともとても有益だからそういう風に考えてくれていることは嬉しいね!ぜひこれからも続けていって欲しい!
自分に置き換えて考えた時に、どんな仕事を依頼するにしても自分と同じ業界を扱った実績のある会社って安心できると思わない?それは、「一から十まで説明しなくても理解してくれるだろう」という安心感が持てるから。だから私もお会いする前にはお客様の業界のことを勉強して、お客様自身で抱える負担、不安、疑問を少しでも軽減できるように準備します。
そうやって信頼を勝ち取って人脈を広げてきたことが今、売買のご相談や顧問契約に繋がっているし、皆ももっともっと色んな業界の方のお話を聞いたり、自分で勉強したりしていって欲しいと思っています。

まずは相手を知り、受け入れ、人間関係を構築することなんですね。
では、オフィス仲介をする上で一番大切なこととはなんでしょうか。

オフィス選びというのはその会社の事業計画の一環だから、その時その時の戦略に合わせて選び方が変わる。私達オフィス仲介会社に必要なのはお客様に信頼してもらえるだけの人間力と知識量、お客様の戦略に合わせた物件を出すことができる提案力だと思います。
お客様は色々な物件を内覧されるわけだから、内覧後にはビルの特徴など、印象に残る “キーワード” を各ビルに与えてあげる。そうすればお客様が後からビルの選定をされる時に、それぞれのビルを思い出しやすくなるからね。

MMGも何度か移転していますが、そもそも企業が移転を考えるタイミングとはどういう時なのでしょうか。

MMGで言えば、会社を立ち上げてすぐの頃は南船場にオフィスがあって、アルバイトさんを雇って住宅もやっていたけど、オフィス仲介に特化していこうと決めたタイミングで不在時の電話や来客対応をしてもらえる秘書付きのオフィスに移転し、人数を減らしました。これは業態の変化による移転ということになるね。そこで数年やっていく中で会社としての方向性が決まったので、会社の土台作りを兼ねて認知度と信頼性の高いビルに移転することになった。この時はイメージアップのための移転。
この頃から少しずつメンバーが固まり、それまでは「MMG= 私」という意識が強かったけど、「これからは自分一人ではなく、従業員とその家族の生活にも責任を持ってやっていこう!」という覚悟が改めて固まったのはこの二度目の移転の時です。そこから本格的に会社としての仕組み作りやあり方を完成させていこうと思った時に、今度はより営業活動がしやすい立地に移転した方が良いと思った。これは立地改善の移転。
こうやって考えてみると、オフィス移転のタイミングというのは大きく言えばその会社の社長が何らかの変化を起こそうとする時だと思います。移転によって働く人達の気持ちも動き方も大きく変わるし変えることができる、つまり “オフィスが動く” というのは会社にとってそれだけ大きな出来事だということです。そして、オフィス仲介はお客様の会社をサポートし、お客様と一緒にその会社の歴史を作るお手伝いをする仕事です。私はMMGを、末永くお付き合いを続けていただけるような会社にしていきたいと思っています。繰り返しになるけど、だからこそ会ってきちんとお話をしたいと思うのです。

ウェブの普及で問合せの前にご自身で物件を探される方も多くなりました。気軽に検索できて時間にも縛られませんし、仲介会社と電話や直接会って話したりするよりもそちらを好まれる方も多いかと思いますが、そういった方々が気をつけておかれた方が良いことはなにかありますでしょうか。

ウェブに載っている情報はごく限られたものです。オフィスビルはオーナー様の意向で金額が伏せられている物件が非常に多いので、予算を決めて物件探しをする方はウェブだけではまず完結できません。ビルの中のことや管理体制などの内部情報もウェブだけでは表しきれないし、そもそもウェブ掲載を許可されていない物件もたくさんありますから、ウェブに公開されている情報だけでは伝わりきらないことの方が多いという認識が必要ですね。

物件情報サイトが増えるに伴って、どの仲介会社を選べば良いのかという判別が難しくなってきているように思います。ウェブサイトを選ぶ際の注意点や見るべき点はありますでしょうか?

取扱い物件数は多いか、写真を含めた物件の詳細情報が載っているか、などは分かりやすい例ですね。でも本当に見るべきはそのサイトを運営している会社はマンション・個人主体ではなくオフィス・法人専業なのか、お客様がオフィスを探したい地域に強い会社なのか、という点です。最近では不動産が本業ではないウェブ制作会社が不動産のページを運営している事例が増えていて、実は大阪には実体がない、というところも増えています。

そういえば先日あるオーナー様から伺ったお話ですが、大阪に事務所のない仲介会社から連絡があり、お客様の内覧もオーナー様任せで、結局お客様と仲介会社は一度も会わなかったという事例があったそうで驚きました!

それでは入居後のフォローもできないし、きちんとした対応をしたと言えるかは疑問だね。そういうこともあるので、ウェブサイトを選ぶ時には必ず「会社概要」ページをご覧いただきたいと思いますね。「入居されたら終わり」ではなく、その後の相談もできるような会社を選んでいただきたいので、オフィスは仲介会社で選ぶべきだと私は思います。

全国的に大都市圏の空室率が下がっているので、他エリアの不動産業者が大阪にも参入してきているということでしょうね。空室が少なくなっているということで賃料の値上げを検討されるオーナー様も増えるかと思いますが、代表は今後の賃貸オフィス動向をどのように予想されますか?
先日インタビューさせていただいた※「ボン商会様」はビルのリニューアル時に賃料値上げのお話があったとおっしゃっていましたが。

※ボン商会様インタビュー記事はコチラ

確かに空室は本当に少なくなったと実感しています。大阪に関して言えば新しいオフィスビルの建築計画自体がないので空室が増える見込みもないからね。でも就業者数は横這いだから、空室率もほぼ下げ止りかなと思っています。ボン商会様のように大規模リニューアルでビルグレードが上がってしまった場合は別として、値上げに関しては基本的には現テナントの賃料が上がるというよりも、新規募集は高くなるということでしょう。それでも大手のビルになればなるほど値上げの可能性は否定できないし、そのタイミングで思い切って移転されたボン商会様は英断だったと思います。
賃料の見直しという観点で言うなら、東京ではすでに増えてきている定借(定期借家契約)が増えると思う。定借というとあまり良くないイメージを持っておられるお客様も多いけど、これは決められた期間ごとに相場に合わせた賃料を算出するということだから最初の契約時よりも賃料が下がる可能性も十分あって、オーナー様・テナント様の双方に利益があることです。特に今みたいに賃料が上がっていくタイミングで契約される企業様にとっては、賃料交渉の場を持てるという意味でも大切な機会になると思う。

そういった市況も含め、きちんとお客様にご説明できるように、しっかりと知識を身に着けていきたいと思います!
それでは最後になりますが、社名「株式会社MMG」の由来をお客様から聞かれることが多いのですが、どのような意味や思いが込められているのでしょうか?

由来ね(笑)
これです!と言えるようなはっきりしたものではないんだけど・・
まず「M」が二つ続いているのは、私の名前が「正志(まさし)」で、事業を始めた頃は「マンション」を扱っていたこと、他にも「マネジメント」とか、「M」で始まる言葉が色々と浮かんできて、「M」で始まる言葉には「もっと」「まだまだ」などの前向きな言葉が多いと思ったのが一つです。
それから「G」は「グループ」で「頑張る」という感じで、チームワークを連想するような言葉として付けました。
・・あと、これは個人的なことなので大きな声では言えませんが、私がガンバ大阪のサポーターだというのもあります(笑)

そうだったんですね!由来を聞かせていただく機会がないままに時間だけが過ぎていってしまっていたので、改めて代表からお伺いできて良かったです。今度からはきちんと胸を張って(!?)ご説明できます!
それでは、本日は長時間に渡ってありがとうございました。普段、業務の中では聞く機会のない貴重なお話が伺えて、とても勉強になりました。

こちらこそ、思っていることや考えていることをじっくり話せる良い機会を作ってもらえてとても嬉しかったです。
本当にありがとうございました!

インタビューを終えて…

プロとして様々な知識を常に吸収し、アフターフォローまで全員が考え行動しているのが何よりMMGの強みです。officestage(オフィステージ)をご覧いただいているお客様にそれをもっとお伝えしたいと思い、その方法の一つとして「MMGのインタビューを自社でしよう!」という案が出ました。

自分たちの会社の代表が過去→現在→未来を具体的にどう考えているのかをじっくりお伺いする機会がなかったのではないか、自分たちの方向性は間違っていないのか、さらに今後何をしていくのかを深掘りして考えるため、メンバーのみでインタビューを実施し、文章に起こすことが意思疎通を強めることに繋がるのではないかと考えました。
プロのインタビュアーの方に依頼するほうが構成なども良いのは承知の上ですが、作られた言葉ではなく、代表のリアルな言葉をメンバー全員に聞いて欲しい、逆に代表へ疑問や質問も投げて欲しいという思いから、「自分たちでする」という手法を選びました。質問は営業部がメインで行い、事業推進部で文章に起こしました。

こちらをご覧いただいた方々に、MMGの会社概要だけでは伝わらない、会社の雰囲気など伝わればいいなと思い企画いたしました。

企画者︓事業推進部