キャトル株式会社(Quatre.Inc)様

Interview06

今回インタビューにご協力いただいたのは、2017年8月に靭本町2丁目のRE-006に移転された「キャトル株式会社様」です。

どんな会社?

キャトル株式会社様は、ホームページ制作やウェブコンサルティング、広告代理業などを手がけるIT企業です。起業される前からビジネスモデルとマネタイズモデルを構築しておられたオウンドメディア(自社サイト)を、これから様々なカテゴリでリリースしていかれるご予定です。

社名の“Quatre”はフランス語で“4”を意味します。2013年に代表の山本様が現在のビジネスモデルを考えられ、前職で一緒だった“4人”で起業されることになったのが社名の由来で、社内のエクステリアにも“4”が散りばめられていました。

  • キャトル株式会社の内装
  • キャトル株式会社の内装

また「楽しいを身近に、共有する」をコンセプトに、質が高く魅力的なものを提供する、趣味に特化した会社にしたいとの思いも込められており、“qualite(質)”と“attrait(魅力)”を繋げたような“Quatre”という言葉がまさにぴったりだと思われたのだそうです。

キャトル株式会社

周辺情報や外観・ビル情報

キャトル株式会社様が新オフィスを構えられたRE-006は、リノベーションによっておしゃれで形にとらわれない自由なデザインに生まれ変わったデザイナーズオフィスビルです。

リノベーションとは、既存の建物の躯体を解体することなく大規模な改良工事を施すことでデザインや機能を一新して向上させることを意味しており、RE-006も、一歩中に入るとコンクリート打ちっ放しの壁にあえてむき出しの配管、間接照明など、細部まで内装にこだわったおしゃれなビルです。

階段

オフィス外観

オフィス情報

3階にあるキャトル株式会社様のオフィスを訪れると、黒板に手書きされた案内板が迎えてくれました。

  • キャトル株式会社の案内板
  • キャトル株式会社の内装

オフィスの中は大きな書棚や革張りのソファーなど、細部にまでこだわりが詰まったおしゃれで落着いた調度品で飾られ、まるでブックカフェのようです。

  • キャトル株式会社の内装
  • キャトル株式会社の内装

RE-006は室内にシャワー設備があり、キャトル株式会社様では猫足付きのバスタブの中にスピーカーを置き、室内のBGMを反響させるために利用されていました。

  • キャトル株式会社の内装
  • 音楽を流すスピーカー

移転ご担当者様にインタビュー

キャトル株式会社 代表取締役C.E.O 山本佳治 様

キャトル株式会社
代表取締役C.E.O

山本佳治 様

移転のきっかけ

元は堺市でマンションの一室を借りてオフィスとして使用していたのですが、採用活動をするにあたって人を集めやすい場所に移転したいと思い、それならば本町界隈が良いのではないかということで物件探しを始めました。

移転先へのこだわりとビルを選んだ決め手

新しいオフィスは私が大好きなニューヨーク・ブルックリン地区の雰囲気を取り入れた内装にすると決めていたので、デザイナーズオフィスビルを中心に探していました。

仕事で本町周辺を訪れていた際にカフェで休憩がてら色々な物件をネットで見ていて、オフィステージに掲載されていた外観が特徴的なビルが目に止まり、その場でMMGに問合せの電話を入れました。せっかく近くにいるのでその日に内覧したい希望を伝えると、担当営業の方が当日内覧の承諾を取ってくれたのですぐに内覧できたのですが、残念ながら空室の広さが合わず、形状も希望するものと違ったために見送ることにしました。

後日改めて担当営業の方が提案してくれた中にこのRE-006があり、リノベーション物件なのでスタイリッシュで個性的なところが気に入りました。なによりの決め手は内装がほぼスケルトン状態だった(いわゆるオフィス仕様で造られているものではなかった)ので、「ここなら私のイメージを実現できる」と感じたことです。

内装のこだわり

移転前からはっきりとイメージしていたブルックリンスタイルにこだわり、全体をアイアンとウッドでまとめました。コスト面を考慮しながらもイメージに近づけるため、ミーティングルームの入り口に使っている枠組みはアイアンを使わずにアイアン調の塗料で仕上げています。他にもミーティングルーム内の壁には丸3 日かけて自分で黒板塗料を塗り、ホワイトボードの代わりに使えるように工夫をしました。

  • キャトル株式会社のミーティングルーム
  • キャトル株式会社のミーティングルーム

椅子やソファー、照明器具などはたくさんのお店をまわって雰囲気に合うものを探しました。デザインや形が色々あり、フリーアドレスオフィスなので各自その時の気分で席と椅子を選んで仕事ができるようにしています。ブラインドが黒なのもこだわったポイントで、全体の雰囲気に合わせました。

  • キャトル株式会社の執務室
  • キャトル株式会社の内装
移転して良かったこと

一番はモチベーションが上がったことですね。今でイメージしていた内装の70%ぐらいが再現できていますが、これからまだまだブラッシュアップしていく予定です。前のオフィスに比べて賃料もかなり高くなりましたが、「頑張ろう!」という気持ちがより一層強くなりました。

MMGの担当営業はいかがでしたか?

最高でしたよ!
実は、MMG以外にも知り合いからの紹介を受けてお願いしていた会社があり、そちらにも担当営業の方がいたのですが、内覧でお会いしたMMGの担当さんがとても良い方で、この方にぜひお願いしたいと思ったのでそちらは途中でお断りしました。
「馬が合う」という言葉がありますが、初めてお会いしたときからMMGの担当さんには色々相談もしやすくて、本当にこの方で良かったと思います。

キャトル株式会社様の取材を終えて…

山本代表は関東のご出身です。
地元を離れ起業されたのは、4年前、代表のご趣味の一つである車の購入のために大阪を訪れ、その際に知り合ったリクルート出身の自動車ディーラーの社長様から大阪での起業を勧められたことがきっかけだったのだそうです。

このお話を伺って、山本代表からはとても強い決断力と行動力を感じました。新しいオフィスに対してもお問合わせをいただいた当初からはっきりとしたイメージをお持ちで、担当させていただいた営業も、伺っていたイメージ通りのオフィスの仕上がりに驚いていました。

常に明確な目標とイメージをお持ちの山本代表は、起業して5年以内のアメリカ進出を目指しておられるそうで、これからもその目標を達成するために邁進していかれることと思います。

今回山本代表へのインタビューを通じて、内装の工夫について多くのことを学ばせていただくことができました。また、キャトル株式会社様の今後のさらなる飛躍に向けた大きな転機となるオフィス移転をお手伝いさせていただくことができ、MMGとして大変嬉しく思います。

キャトル株式会社 代表取締役C.E.O 山本佳治